北口選手は去年までやりを一回下げてから投げていたが、新フォームではやりを持った腕を下げず、そのまま後ろに引くシンプルなフォームになっている。世界を制したフォームを捨て、ゼロから形を作り直す新たな挑戦を始めた。フォーム変更から約4か月後、アジア大会代表をかけた日本選手権。今シーズンベストのビッグスローで優勝。自身初のアジア大会代表の座をつかんだ。きのう行われたアジア大会の前哨戦で68m92で日本新記録。3年ぶりの偉業はかつての記録を1m以上オーバー。新たな挑戦が結果となって実を結んだ。北口選手がチャレンジする一番の原動力は「70mを投げたい」と語った。目指すは70mの大台。この領域にはアジア大会で倒したい相手がいる。
