モスクワでは9日軍事力を誇示して79年前にソビエトがナチスドイツに勝利した戦勝記念日を祝った。この日はロシアの強さのシンボルとされている。ロシアと同盟関係にあるベラルーシなど旧ソビエト諸国の他キューバやアフリカの一部の国といった友好国などの首脳しか出席せず、長期化するウクライナ侵攻による欧米との対立が色濃く現れた形となった。プーチン大統領はこの日をウクライナへの軍事侵攻を正当化するために再び利用した。戦争の目標はウクライナの非ナチス化だとしている。核の脅しもパレードの一部となっている。来賓の中に西側諸国の人々はいない代わりにいつもの中央アジアの同盟国と隣国から来賓を招いている。
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