ドイツのピストリウス国防相にとってフィリピン訪問は初めて。この訪問は相互協力や軍の訓練への支援などにより、攻撃的な度合いを増す中国から海の交通の安全を守ることが目的。フィリピンのテオドロ国防相は中国を許しておけばすべてを失うと批判。何年も前から中国は南シナ海の一部の領有権を主張していて、フィリピンの漁船の漁師を暴力で追い払おうとしている。フィリピンを訪問したドイツ外相は武力で拡張された海図を示された。両国政府は防衛協力の取り決めを作成するという。ドイツは今急速にインド太平洋地域への安全保障への関与を深めていて、ドイツ空軍は先月北海道や関東で航空自衛隊などと合同訓練を実施。今月は海軍も艦艇を日本に派遣する。
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