旧東ドイツの2つの州で議会選挙の投票が行われている。注目が集まる右派政党「ドイツのための選択肢」は、チューリンゲン州の議会選挙の最新の世論調査で支持率がトップとなっている。移民や難民に排他的な主張を掲げる「ドイツのための選択肢」。州の党支部長・ビョルンヘッケ氏は、法律で禁じられている ナチスのスローガンを公言して有罪判決を受けた人物だが、高い人気を誇っている。これまでのドイツは際限なく外国人を受け入れ国民の暮らしをないがしろにしてきたという主張が支持を集めている。トリーア大学リツィ教授は一部の国民は脅威・不安を感じ政府の難民政策のせいだと思っていると語った。寛容さや多様性が失われるのではないかと不安を抱く人も少なくない。極右といわれる政党が主要な選挙で第1党となれば、戦後のドイツでは初めてのこと。結果は日本時間のあす判明する見通し。
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