COP28で議長国のUAEなどが冷房機器による温室効果ガスの排出削減に取り組む誓約を発表し、日本など60か国余が賛同した。この誓約は2050年までに冷房関連の温室効果ガスの排出量を2022年と比べて少なくとも68%削減するとしている。しかし、一般的な冷房機器などに使用されているフロン類は温室効果が二酸化炭素の100倍~1万倍とされることから、温室効果の低い物質使用の冷却システムなどの研究開発を支援するとしている。また、誓約をでは日本主導で各国と連携して行うフロン類の回収・リサイクルの取り組みが紹介されている。