宮城県名取市の腹話術師・飯倉和子さんは、F-1腹話術グランプリのエンターテインメント部門で優勝した。持ち時間4分半で、コント「誘拐」を披露した。審査員のいっこく堂は、誘拐という発想が素晴らしかったなどと高く評価した。飯倉さんは、コントで別人を演じて、演劇の楽しさがわかり、ネタの幅が広がったという。人形は、常に動かして、本当に生きているかのように錯覚させることを意識しているという。腹話術では、破裂音の発音が難しく、言葉を言い換えたり、似ている発音に置き換えたりするという。飯倉さんは、演技力などを高め、腹話術の魅力を伝えていきたいなどとしている。井上は、賞レースで、若い人に興味関心を持ってもらい、企業のバックアップも受けて、盛り上がっていくと、高齢化を防げるかもしれないなどと話した。