三浦龍司や大迫傑など数々のトップランナーが駆け抜けてきた出雲駅伝。去年は國學院大が5年ぶりの優勝を飾った。ことしチームのカギを握るのはキャプテンの上原琉翔。去年は5区で3位から1位に浮上し区間賞を獲得。続く全日本でも青山学院とのアンカー対決を制し、國學院史上初の二冠に大きく貢献した。出雲駅伝の最大の特徴は全日本・箱根と比べて最も区間と距離が短いこと。スピードランナーをどの区間に配置するか、戦略が重要となる。國學院は「中盤貯金作戦」。エースを中盤区間に配置し、主導権を握ってアンカー勝負で連覇をねらう。