昨年11月にオープンした大エジプト博物館。建設期間13年、総工費1500億円を超える。東京ドーム10個分の広さを誇る世界最大級の博物館。収蔵品は10万点に及ぶ。ここで初めてツタンカーメンの財宝が完全公開された。岡田さんは、ツタンカーメンを見る前にラムセス2世に大興奮。ラムセス2世は古代エジプト史上最強と言われる王。活躍したのは新王国時代。ピラミッドが建造された頃から約1000年後にあたり、ツタンカーメンと同じ時代。高さ11m・重さ83トンの巨像は、敵国と勇敢に戦った偉大な王を称えるため、当時途方もない労力をかけて作られたもの。ツタンカーメンの財宝の前は常に大混雑で取材もままならない。ザヒ・ハワス博士を頼り、今回博物館を貸し切りにしたという。閉館後、まず向かったのはツタンカーメンの黄金のマスク。ツタンカーメンは今から3300年前、新王国時代のエジプト王ファラオで、19歳で謎の死を遂げた悲劇の少年王。黄金のマスクは、ツタンカーメンの生前のものを写したものでミイラの頭部に被せられていた。純金製で重量は11kg。王権の象徴であったヒゲや頭巾が模られ、効果な宝石がふんだんに用いられている。価値は300兆円とも言われている。ツタンカーメンの棺は、黄金のマスクと共にツタンカーメンのミイラが入っていた純金製の棺。金の価値だけでも30億円を超える。フタには翼を広げる女神の姿が描かれ、王のミイラを守ってると考えられている。ツタンカーメンのミイラは、純金製の棺に入れられたあと、金箔を貼られた2つの棺に治められ、花崗岩で出来た石棺へ封印。さらにそれを守るため金箔で装飾された4つの厨子によって守られていた。大エジプト博物館では、棺と厨子を1箇所に集めその構造をわかりやすく展示・紹介している。
