昭和54年6月28日、東京・元赤坂の迎賓館で東京サミットが開幕した。このサミットは日本の大平総理大臣など主要7か国の首脳とECの委員長が出席し、アジアで初めて開催されたサミットとなった。第2次石油危機を受けて開かれたこのサミットでは、深刻化するエネルギー情勢に対処するため、石油問題についての議論が全体の半分以上を占めた。翌日、各国の石油の輸入抑制目標などを盛り込んだ東京サミット宣言を採択し2日間の日程が終了した。
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