ご先祖様を自宅にお迎えして供養するお盆。そんなお盆では、一般的にはナスやキュウリで作られた馬をよく見かけるが、山形県のある町ではちょっと変わった風習が。家の軒下につるしてあるのはおもちゃの車。2階建てバスがつるされたお宅まで。なんとも不思議な光景。一体どんな目的なのか。「精霊車」と呼ばれ、ご先祖様により速く快適に帰ってきてほしいという思いから、馬ではなく車を飾るこの町。形は違えど、ご先祖様や家族を大切にする気持ちに変わりはないようだ。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.