東京デフリンピック・バドミントン女子ダブルス。矢ケ部紋可・矢ケ部真衣ペアが日本勢20年ぶりの金メダルを獲得した。デフリンピック開幕まで13日。福岡・糸島市で日本代表の合宿が行われていた。矢ケ部姉妹は大会直前の意気込みを語った。デフバドミントンでは互いの声や足音が聞こえず連携が難しい。姉・紋可さんは3歳、妹・真衣さんは2歳で聴覚障害が分かった。特別支援学校でバドミントンと出会った。国際大会で結果が出せず、2人は一度ペアを解消。紋可さんの1人暮らしを機によくコミュニケーションを取るようになり、デフリンピック予選前に再びペアを組むことになった。そしてデフリンピック決勝。勝負の一戦が始まった。
