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「糸島漁協」 のテレビ露出情報

海を守るための取り組みについて杉本憲司は「海藻が生えにくい環境になっているので、映える場所を作るか種まきをするなどを通じてブルーカーボン量が増えていけば海の環境は少しずつ良くなっていく。」などと話した。海藻は光合成で大気中の二酸化炭素を取り込む。海藻が増えれば海の生態系も維持され、大気中の二酸化炭素も減らせて一石二鳥。吸収力は陸上の植物に比べ最大5倍とも呼ばれている。このブルーカーボンが海野守り人達の次の一手になっていた。3月上旬、糸島はワカメの養殖の季節。養殖ワカメも海の中で二酸化炭素を吸収する海藻の一種。本業の漁がブルーカーボンに繋がっていた。今年は大豊作で、食糧ワカメのとれ高としても上場。ブルーカーボンはワカメの重さから二酸化炭素の吸収量を推計する。それを現地の状況などと合わせて政府の認可を受けた認証機関に申請。認められればクレジットとなり、企業などに売ることが出来る。
楢崎さんの元へやってきた中村優希さんの会社は、1年半前からブルーカーボンを担当している。中村さんの仕事は糸島のブルーカーボンをクレジット化する仕事。中村さんが働くヴェントゥーノは海藻から取れる成分を使った健康食品などを製造・販売する会社。糸島のワカメについても九州大学と組んで研究開発を進めている。ブルーカーボンクレジットで漁師の収入を増やすと同時に、海藻を原料として買い取って商品化して販売する。漁師にも自社にも利益のあるブルーカーボン経済圏を作ることで継続して活動出来る。ブルーカーボンの仲間を増やすべく向かった先は糸島市長。自治体にも力を借りに来た。ヴェントゥーノは糸島漁協と2021年にブルーカーボン水深協定を締結。そこに糸島市が協力する背景には日本が抱える大きな問題があった。

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