イラン情勢の影響で続く原油の高騰。原油の9割を中東に依存する日本。中東から届く原油が大幅に減りつつある中、政府はきのうロシアによるウクライナ侵攻で原油価格が高騰して以来4年ぶりとなる国家備蓄の放出を始めた。石油は愛媛県今治市にある国の備蓄基地からパイプラインで隣接する石油元売り各社に送られた後、ガソリンなど石油製品として市場に出荷される。来月1日までには他のすべての備蓄基地から放出を予定しており、その量は国内消費の約1か月分にのぼる850万キロリットル。経済産業省は「国民の生活や産業の安定を第一に、日本全体で必要な量を出していく」としている。
