靖国通りでは去年ソメイヨシノ18本が伐採された、幹や根の腐敗で倒木の危険が高まっていたとのこと。今月7日には、世田谷区の砧公園で桜の木が倒れ女性が下敷きになる事故も発生している。多くが高度経済成長期に植えられたソメイヨシノ、現在ほとんどが樹齢60年を超える老木になっている。カビが原因で発生する伝染病“てんぐ巣病”にかかり、花が咲かなくなる桜も増えている。そんな中で注目されているのが、30年ほど前に東京・調布市の神代植物園で発見された桜の品種「ジンダイアケボノ」。ソメイヨシノよりも開花が早く、濃いピンク色の花びらが特徴。てんぐ巣病にも強い品種だという。取材した結城農場では、ソメイヨシノに代わる桜として植え替えを推奨し全国に配布している。
