TVでた蔵トップ>> キーワード

「2022年 人口保健福祉協会 調べ」 のテレビ露出情報

少子化が進む韓国、背景には高騰する住宅費や教育費があるといわれている。韓国で人口問題を研究する機関によると若者に結婚する気があるかどうかを聞いた、おととしの調査では「ある」が51%「ない」が49%、また現在、恋愛をしているかという質問の答えは「今はしていない」と「恋愛経験がない」を合わせると63.6%となった。こうした傾向が続く中少子化が、さらに深刻になるのをなんとか防ごうと立ち上がったのが韓国の仏教界。未婚の男女に出会いの場を提供して話題となっている。韓国北東部ヤンヤンにある寺に泊まる“テンプルステイ”で1泊2日をともに過ごしながら気に入った相手を見つけようというイベントが開催。主催したのは韓国仏教の最大宗派で少子化対策のためにはまずは出会いの場を作ってあげることが重要だとこのイベントを企画した。韓国政府で少子化対策を担当する機関も期待を寄せている。イベントには30代の男女10人ずつが参加しまずは自己紹介から始まり、次に少子化の問題を考える時間が設けられた。夕食は寺が用意した精進料理で日常とは異なる雰囲気の中で相手探しに集中していく。夜になって本格的に相手を見極める時間となりより深く相手を知ろうと話は結婚観、家族観にまで及んだ。会話のあと男性陣がさらに深く話をしたい女性を選んで外に連れ出す。今回のイベントで6組のカップルが成立した。参加した女性は自分と似た考えを持った男性とカップルが成立した。
ソウルから中継。テレビの恋愛リアリティーショーからヒントを得て回を重ねるごとに注目を集めSNSで参加者を募ると1500人きたという。専門家は若者たちは恋愛をしたいものの社会の競争の厳しさから恋愛をいわば後回しにしているのではないかと話している韓国女性政策研究院のキム氏は「恋愛というのは経済的に考えれば不合理な行動が必要なもの。自分磨きやキャリアを優先するため恋愛の優先順位が下がる。自分と相手のキャリアは同じくらいであるべきだと考えるため異性との出会いが難しくなってくる」と話した。
また、ユン政権は将来の育児にかかる経済的負担を除くことで若者の結婚を後押ししたい考え。今年6月には対策が取りまとめられ、託児制度充実や住宅ローンの優遇制度拡大などがある。一方でキム氏は欧米では両親が育児する環境が整うと出産につながると研究されているが、韓国では親が働くことが求められていると指摘があり、労働の比重を減らし家族の価値を高める計画が必要と提言している。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.