2024年8月27日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
韓国 アメリカ

出演者
望月麻美 高橋彩 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と出演者の挨拶。

(ニュース)
双方の代表団 帰国 協議は継続

イスラエルとイスラム組織ハマスによる停戦と人質解放に向けた協議は合意のめどが立たないまま双方の代表団がエジプトを離れた。米国政府高官は実務者レベルの会合が今後、数日間行われるとしている。焦点となっているのは、フィラデルフィ回廊と呼ばれるガザ地区南部のエジプトとの境界地帯にイスラエル軍が停戦後も部隊を駐留させるかどうかで妥協案を見いだせるか注目される。イスラム組織ハマスはカイロを訪問している代表団は停戦と人質解放に向けた協議の最新の結果を仲介国のエジプトとカタールから聞いたうえで出国したと述べた。ハマスの声明によると代表団はイスラエルが先月2日に同意したバイデン大統領と安保理決議に基づいた停戦案を守るよう求めた。ハマスとしてはイスラエルの敵対行為が停止されパレスチナ人の利益を守ることのできるよう合意を実行する用意があるという。また、代表団は「いかなる合意案にも恒久的停戦とイスラエル軍ガザ地区からの完全な撤退、住人の本来の定住地への帰還と救援、復興、真摯な捕虜、人質交換が含まれなければならない」と述べた。イスラエル公共放送はイスラエルの交渉団もカイロから帰国したと伝えた。そしてイスラエル高官の話としてカイロにおける交渉が進展する見込みはほとんどない。また代表団にはフィラデルフィア回廊について妥結に至る権限が与えられていないと報じた。その一方で実務スタッフは今もカイロに残っており両者に残っている溝を狭めるための作業を続けていると伝えた。イスラエルの高官は交渉は建設的なものであったと述べたという。しかしイスラエルのニュースサイトは「両者の間には依然隔たりがある」と伝え米国CNNは米国政府筋の話として交渉は今後も続けられる。代表団は残っている問題を解決するため今後もしばらくカイロに滞在するとしている。

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行き詰まる停戦協議

イスラエルとハマスの間で続く協議。焦点となっているのが、フィラデルフィ回廊。ガザ地区南部とエジプトの境界沿いに広がる全長およそ14km、幅およそ100mの緩衝地帯で今年5月イスラエル軍が制圧した。イスラエルは停戦後もこの地帯に部隊を駐留させるとしている。ハマスが回廊の一帯に無数の地下トンネルを築きエジプト側から武器を密輸していると主張している。一方のハマスは、イスラエル軍の完全撤退を求めている。イスラエルがガザ地区に駐留を続ける目的は人質の解放後に、いつでも攻撃を再開できるためだと主張している。協議の中で、イスラエルは「フィラデルフィ回廊に展開する部隊の一部を一定程度、離れた場所に配置する案を示した」などと報じられ譲歩したとされていた。一方、ハマスは「恒久的な停戦を合意の前提としないなどの譲歩を示したのに対しイスラエルがフィラデルフィ回廊への駐留など新たな条件を追加している」と非難している。イランでは先月、ハマスの当時のハニーヤ最高幹部が殺害された。イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言する一方ガザ地区での停戦に向けた協議の行方などを見極めながら判断する構えを示している。中東では協議が続いていたさなかの25日、イスラエルとレバノンのシーア派組織ヒズボラの間で大規模な攻撃の応酬が行われたが両者は事態のエスカレートを望まずいったん、鎮静した。しかし、イスラエルとハマスの協議が行き詰まっていることで引き続きイランの出方が焦点となり中東では紛争拡大の火種がくすぶったままの状態だといえる。そして、協議を仲介してきた米国。バイデン大統領は先週、開かれた民主党大会での演説で人質を帰還させてガザ地区での戦闘を終結させ中東に平和と安定をもたらすと力強く訴えた。この方針はハリス氏にも引き継がれている。一方、ブリンケン国務長官が恐らく最後のチャンスだと述べた今回の協議も結局、行き詰まりを見せている。米国国内でバイデン政権の対応に反発や失望が広がる中、バイデン大統領はレガシー作りを実現できずハリス氏は、大統領選挙で厳しく問われる可能性が高まっている。

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”侵攻開始以来 最大級の攻撃”

ロシア軍は26日、ウクライナの首都キーウなど各地にミサイルや無人機による大規模な攻撃を行い合わせて5人が死亡した他、エネルギー施設などに被害が出た。ゼレンスキー大統領は2年半前にロシアによる軍事侵攻が始まって以来最大級の攻撃だとしている。ウクライナに接するロシア西部のクルスク州に対するウクライナからの攻撃への報復だとロシア側はしている。サイレンの音がウクライナの24州のうち15の州で鳴り響いた。範囲は南西部のオデーサ州からロシアとの国境に近いハルキウ州まで。首都キーウでは多くの人々が今回もまた地下鉄の駅に避難した。ロシアは合わせて127発のミサイルと109機のドローンで攻撃した。ロシア政府は攻撃を認めエネルギーと軍事関連のインフラが標的だったとペスコフ報道官は述べた。また、ウクライナが3週間前に始めた国境沿いのロシア西部クルスク州への攻撃について報復を受けることになるとも付け加えた。ウクライナ軍はクルスク州への攻撃を続けている。一方のロシア軍はウクライナ東部ポクロウシクの掌握に集中しており人々を避難させている。

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最前線から避難する住民たち

攻勢を強めるロシア軍とウクライナ軍との間で激しい戦闘が続いている東部ドネツク州の最前線では住民を避難させる動きが広がっている。ロシアが侵攻開始以来、最大規模とされる空爆を行いウクライナをミサイル、巡航ミサイル、ドローンで激しく攻撃した。当局はこれまでに5人が死亡したと発表している。攻撃の主な標的はエネルギー施設だったとされている。首都キーウや他の都市でも停電が起きた。記者が激しい戦いが続く東部の要衝ポクロウシクを取材。第2のバフムトになってしまうかもしれない。鉄道が防衛に当たる兵士に補給物資を届けまた避難する人を安全な場所に運んでいる。

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北朝鮮 自爆型無人機の実験

北朝鮮のメディアは金正恩総書記が北朝鮮が新たに開発した自爆型無人機の実験を視察し軍への早期配備を指示したと伝えた。武器開発の成果を誇示し究極的にはロシアへの無人機輸出をねらった戦略だとの分析もある。韓国のK2戦車を模した試験用の標的に無人機が降下すると爆発が起こった。北朝鮮のメディアは自爆型無人機2種の性能を確認する実験の様子を初めて公開し、無人機が標的を正確に識別攻撃したと報じた。無人機の写真はモザイクがかけられているがイスラエル製とロシア製のものに類似している。標的に向かって飛行し垂直落下する飛行機能もあると思われる。北朝鮮は2021年国防5か年計画を打ち出し無人機開発を革新的な課題の1つに掲げた。北朝鮮が武器開発の成果を誇示する一方、ロシアとの協力をねらっているとの分析もある。今後も、北朝鮮が無人機開発に力を入れると思われる中、韓国軍は無人機探知と迎撃システムを徹底していると話した。

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K2キム・ジョンウン
ワールドEYES
特集 韓国 若者の恋愛・結婚

少子化が進む韓国、背景には高騰する住宅費や教育費があるといわれている。韓国で人口問題を研究する機関によると若者に結婚する気があるかどうかを聞いた、おととしの調査では「ある」が51%「ない」が49%、また現在、恋愛をしているかという質問の答えは「今はしていない」と「恋愛経験がない」を合わせると63.6%となった。こうした傾向が続く中少子化が、さらに深刻になるのをなんとか防ごうと立ち上がったのが韓国の仏教界。未婚の男女に出会いの場を提供して話題となっている。韓国北東部ヤンヤンにある寺に泊まる“テンプルステイ”で1泊2日をともに過ごしながら気に入った相手を見つけようというイベントが開催。主催したのは韓国仏教の最大宗派で少子化対策のためにはまずは出会いの場を作ってあげることが重要だとこのイベントを企画した。韓国政府で少子化対策を担当する機関も期待を寄せている。イベントには30代の男女10人ずつが参加しまずは自己紹介から始まり、次に少子化の問題を考える時間が設けられた。夕食は寺が用意した精進料理で日常とは異なる雰囲気の中で相手探しに集中していく。夜になって本格的に相手を見極める時間となりより深く相手を知ろうと話は結婚観、家族観にまで及んだ。会話のあと男性陣がさらに深く話をしたい女性を選んで外に連れ出す。今回のイベントで6組のカップルが成立した。参加した女性は自分と似た考えを持った男性とカップルが成立した。

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チョゲ宗社会福祉財団ヤンヤン(韓国)結婚願望は?

ソウルから中継。テレビの恋愛リアリティーショーからヒントを得て回を重ねるごとに注目を集めSNSで参加者を募ると1500人きたという。専門家は若者たちは恋愛をしたいものの社会の競争の厳しさから恋愛をいわば後回しにしているのではないかと話している韓国女性政策研究院のキム氏は「恋愛というのは経済的に考えれば不合理な行動が必要なもの。自分磨きやキャリアを優先するため恋愛の優先順位が下がる。自分と相手のキャリアは同じくらいであるべきだと考えるため異性との出会いが難しくなってくる」と話した。

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ソウル(韓国)韓国女性政策研究院

また、ユン政権は将来の育児にかかる経済的負担を除くことで若者の結婚を後押ししたい考え。今年6月には対策が取りまとめられ、託児制度充実や住宅ローンの優遇制度拡大などがある。一方でキム氏は欧米では両親が育児する環境が整うと出産につながると研究されているが、韓国では親が働くことが求められていると指摘があり、労働の比重を減らし家族の価値を高める計画が必要と提言している。

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ソウル(韓国)韓国女性政策研究院
(ニュース)
勤務時間外の連絡”拒否できる”

オーストラリアの労働者は26日から施行された新しい法律に基づき勤務時間以外の雇い主からのEメールや電話を無視できるようになった。専門家は、プライベートを取り戻せると予想している。携帯電話やEメールなどでオーストラリアの勤労者は常に雇い主とつながっていた。およそ25か国が連絡を拒否できる権利を認めているが全く接触が取れないわけではない。コンサルタント会社によると合理的な理由がある時にかぎり拒否できるという。アデレード大学・ゴールディングさんは新型コロナの感染拡大で常に連絡をとる傾向に拍車がかかったと分析している。最初に改正の対象になったのは従業員レベルで医師やシフト制の労働者にも改革の波が広がる可能性が出てきた。

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アデレード大学オーストラリアオーストラリア放送協会ガブリエル・ゴールディング
(エンディング)
町を彩る屋外キルト展 アメリカ

アメリカ・オレゴン州の町シスターズで毎年キルト展が開催される。49回目となる今年は1000展の作品が集まった。テーマは自由だが、政治的な内容を取り入れてはいけない。7歳から94歳の300人以上のキルト作家が出店した。

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シスターズ(アメリカ)
(番組宣伝)
あしたが変わるトリセツショー

あしたが変わるトリセツショーの番組宣伝。

NHK MUSIC SPECIAL

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新プロジェクトX 挑戦者たち

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大河ドラマ 光る君へ

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