オーストラリアの労働者は26日から施行された新しい法律に基づき勤務時間以外の雇い主からのEメールや電話を無視できるようになった。専門家は、プライベートを取り戻せると予想している。携帯電話やEメールなどでオーストラリアの勤労者は常に雇い主とつながっていた。およそ25か国が連絡を拒否できる権利を認めているが全く接触が取れないわけではない。コンサルタント会社によると合理的な理由がある時にかぎり拒否できるという。アデレード大学・ゴールディングさんは新型コロナの感染拡大で常に連絡をとる傾向に拍車がかかったと分析している。最初に改正の対象になったのは従業員レベルで医師やシフト制の労働者にも改革の波が広がる可能性が出てきた。