戸田は最後に絹谷幸二が亡くなる直前まで描いていた作品と出会った。平和への祈りは画面の中央に真紅の太陽と赤富士、乱舞するカラフルな光の帯の中を二匹の龍と一頭の虎が睨み合っている。生前に絹谷は、色彩はそれぞれの人が思い切り人生を謳歌し、新しい発見をして楽しく生きると語っていた。そのアトリエはいつも色彩に溢れていた。絹谷幸二の妻の宏美さんは、夫は病に伏していても絵を描きたいとアトリエに何度も戻ってきていたと語った。
© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.