今年3月、北海道・網走市にある二見ケ岡農場で牛の世話をしているのは、罪を犯した受刑者たち。子牛を慣れない手つきで固定するのは、大麻取締法違反の罪に問われ、今回が2度目の刑務所になる40代の鈴木受刑者(仮名)。畜産はもちろん初めてで戸惑うことばかり。受刑者たちが育てた牛は、網走監獄和牛として、地元の焼肉店などで提供。A5ランクの評価も相次いでいる。去年6月から、国は、社会復帰を重視した拘禁刑を導入。この日は膀胱炎にかかった牛に薬の投与をするためのサポートをまかされた。何度か試みたがうまく縄をかけることが出来ない。無事、牛への薬の投与が終わった。動物を相手に、苦戦する鈴木受刑者が気になっていたのは、妊娠中の牛。5日後の朝、誰もいない牛舎で牛の赤ちゃんが産まれた。牛の赤ちゃんと自らの子どもを重ね合わせる。
今年5月、育てた牛の出荷。牛の世話を始めてから2カ月。鈴木受刑者の考えに変化も見られる。最近配属された受刑者に縄での牛の固定の仕方を教えている。教えられる立場から教える立場になった。鈴木受刑者は、「大事にしてやんないとなとか、命の大切さみたいなのはちょっと考える」などと明かしていた。荻野誠己看守部長は、拘禁刑については全国どこの刑務所も手探りの状況がまだ実際ある、うちとしては考えさせる機会が増えた、生き物を扱う作業の中で他者への思いやりがあれば、何か犯罪を犯そうとした時にブレーキになると思う等と話していた。
今年5月、育てた牛の出荷。牛の世話を始めてから2カ月。鈴木受刑者の考えに変化も見られる。最近配属された受刑者に縄での牛の固定の仕方を教えている。教えられる立場から教える立場になった。鈴木受刑者は、「大事にしてやんないとなとか、命の大切さみたいなのはちょっと考える」などと明かしていた。荻野誠己看守部長は、拘禁刑については全国どこの刑務所も手探りの状況がまだ実際ある、うちとしては考えさせる機会が増えた、生き物を扱う作業の中で他者への思いやりがあれば、何か犯罪を犯そうとした時にブレーキになると思う等と話していた。
