インターネット上のひぼう中傷について。SNSなどネット上でのひぼう中傷などのトラブルは右肩上がりに増えていて、昨年度は過去最多を記録した。処罰の対象になるような悪質なものも報告されていて、深刻な事態となっている。
先週、ユーチューバーなどが所属する大手事務所3社が記者会見を行った。総務省や警視庁などの後援も受けて行われた今回の会見。ひぼう中傷の中には殺害予告や名誉を毀損するような悪意のあるものも多いという。登録者数が100万人を超える人気のユーチューバーが実態を知ってほしいと取材に応じた。夫婦で活動しているナカモトフウフは沖縄での暮らしを紹介する映像が人気を集め、自治体や企業から依頼されてPR動画も制作している。2人に送られてきたコメントの一部を紹介。中でも容姿に対するものが多いという。制作している動画の中には発達障害と診断されている夫のダイスケさんの日常を紹介するもの もある。発達障害について知ってもらいたいと作成した動画は多くの人から共感を得て、数百万回再生されている。こうした動画に対しても「障害を金にするな。詐欺行為だ」などのコメントが。知名度が上がるにつれ、ひぼう中傷は増え続けているが、個人として対応していくのには限界があるという。
ユーチューバーなどが所属する大手事務所では悪質な“ひぼう中傷”に対抗するため独自の対策を進めている。140組ほどの専属クリエイターを抱える事務所では殺害予告など、これまで寄せられた相談や通報は1300件以上に上る。この事務所では4年前、弁護士などで作る専門の対策チームを設置した。ユーチューバー本人からの相談だけでなくファンや一般の人にも通報してもらう仕組みを作り、監視の目を強めている。ひぼう中傷を行っている人物に対しては事務所から直接、警告のメッセージを送付し、削除につなげている。より悪質な投稿に対しては警察に相談し逮捕につなげたり、法的措置を取って損害賠償を請求したりしている。
先週、ユーチューバーなどが所属する大手事務所3社が記者会見を行った。総務省や警視庁などの後援も受けて行われた今回の会見。ひぼう中傷の中には殺害予告や名誉を毀損するような悪意のあるものも多いという。登録者数が100万人を超える人気のユーチューバーが実態を知ってほしいと取材に応じた。夫婦で活動しているナカモトフウフは沖縄での暮らしを紹介する映像が人気を集め、自治体や企業から依頼されてPR動画も制作している。2人に送られてきたコメントの一部を紹介。中でも容姿に対するものが多いという。制作している動画の中には発達障害と診断されている夫のダイスケさんの日常を紹介するもの もある。発達障害について知ってもらいたいと作成した動画は多くの人から共感を得て、数百万回再生されている。こうした動画に対しても「障害を金にするな。詐欺行為だ」などのコメントが。知名度が上がるにつれ、ひぼう中傷は増え続けているが、個人として対応していくのには限界があるという。
ユーチューバーなどが所属する大手事務所では悪質な“ひぼう中傷”に対抗するため独自の対策を進めている。140組ほどの専属クリエイターを抱える事務所では殺害予告など、これまで寄せられた相談や通報は1300件以上に上る。この事務所では4年前、弁護士などで作る専門の対策チームを設置した。ユーチューバー本人からの相談だけでなくファンや一般の人にも通報してもらう仕組みを作り、監視の目を強めている。ひぼう中傷を行っている人物に対しては事務所から直接、警告のメッセージを送付し、削除につなげている。より悪質な投稿に対しては警察に相談し逮捕につなげたり、法的措置を取って損害賠償を請求したりしている。