石破総理は記者会見を開き、自民党総裁選を辞任し次の総裁選には出馬しない考えを明らかにした。石破総理は「参院選敗北の結果責任は自分にある」としたうえで、「アメリカとの関税交渉に一つの区切りがついた今こそ辞任のタイミングであり、後進に道を譲る決断をした」と述べた。また「新しい総裁が選ばれるまでは果たすべき責任を果たし、新しい総理・総裁にその先を託したい」と述べた。石破総理が辞任を正式表明したことで、自民党はきょう朝に臨時の役員会を開いて“総裁選前倒し”の書面提出を中止する決定が行われる予定。石破総理は6日夜に自民党の菅副総裁と小泉農水大臣と会談した。その際両氏から「党を割るようなことがあってはならない」などとして、“総裁選前倒し”意思確認当日までに進退を判断するよう迫られていた。
