- 出演者
- 石井大裕 久保円華 浦野芽良 高橋尚子 朝原宣治 福澤達哉
オープニング映像。
本日の出演者を紹介。まずは世界バレー女子日本代表の3位決定戦の試合から伝える。
タイ・バンコクで世界バレー3位決定戦が行われ、女子日本代表がブラジルと対戦した。序盤日本はブラジルのエース・ガビを止めることができず、第1セット、第2セットを奪われた。後がない日本はセッター・中川つかさの投入で流れが変わり、第3セットを取り返した。第4セットも佐藤淑乃の勢いが止まらず日本が取り、試合は最終第5セットにもつれ込んだ。先にマッチポイントを握ったのは日本だったが、最後はブラジルが決め日本は敗れた。大会の個人賞が発表され、日本からはキャプテンの石川真佑がネストアウトサイドヒッター賞に選ばれた。
千葉で世界バレー直前男子強化試合が行われ、日本がイタリアと対戦した。序盤はイタリアの高さが牙をむき、日本はことごとくスパイクを止められ第1、第2セットを連取された。第3セットは日本が的を絞らせない攻撃で奪い返したが、接戦となった第4セットをブラジルが取り日本は敗れた。日本は高さ攻略の課題をどこまで詰められるかが、世界バレーでのメダルへの鍵となる。
世界バレー男子の予選ラウンドで、日本代表は13日にトルコ、15日にカナダ、17日にリビアと対戦する。元日本代表の福澤達哉は「初戦のトルコはきょう敗れたイタリアと全く同じようなバレーボールをしてくるので、課題をどう乗り越えるのか修正して臨みたい」などとコメントした。
バレーボール女子日本代表は新チームを結成して1年目で、世界バレー4位の結果を残した。福澤達哉は「最後の1点をどう取るかという悔しさが、走り出したばかりのチームをさらに成長させてくれる」などとコメントした。次は男子が世界バレーに臨み、51年ぶりのメダル獲得に期待がかかる。
プロ野球セ・リーグで、阪神が2年ぶり7回目の優勝を決めた。甲子園で広島と対戦した阪神は、2回に高寺望夢の犠牲フライで先制した。先発の才木浩人は、5回に頭部へのデッドボールでまさかの危険球退場となった。チームの危機を救ったのは2人目の湯浅京己で、緊急登板を無失点で切り抜けた。2点リードの9回に守護神の岩崎優がマウンドに上がり、最後はセンターフライで阪神がプロ野球史上最速でセ・リーグを制覇した。午後11時頃からは歓喜のビールかけが行われた。
みずほPayPay球場でソフトバンクと楽天が対戦。会場には陸上男子棒高跳の世界記録保持者、A.デュプランティスが観戦に訪れていた。試合は首位のソフトバンクが3本のホームランを浴び敗戦し、連勝は5でストップとなった。
MLB、オリオールパークでオリオールズとドジャースが対戦。ドジャース先発の山本由伸が気迫のピッチングを見せ、毎回の9奪三振で8回までノーヒットノーランに抑えた。9回になっても山本の勢いは止まらずあっという間に2アウトとなったが、最後にホームランを浴びノーヒットノーラン達成はならなかった。しかし山本降板後リリーフ陣が崩壊し、ドジャースはまさかのサヨナラ負けで悪夢の5連敗となった。
車いすテニスの全米オープンで、小田凱人が最年少の19歳で生涯ゴールデンスラムを達成。これまで四大大会で3つを制し、去年のパリパラリンピックでも頂点に立ち残すは全米オープンのみ。決勝ではG.フェルナンデスと対戦し、10点マッチのタイブレークに突入した。3点差をつけられ崖っぷちに追い込まれたが、小田は同点に追いつくと最後は勝ちきり日本人で2人目の生涯ゴールデンスラムを達成した。
東京世界陸上まであと6日と迫った。開幕を前に大会スペシャルアンバサダーの織田裕二と、TBS世界陸上アンバサダーの今田美桜が注目選手を直撃。初めての世界陸上に挑む女子800m日本記録保持者の久保凛に、今田美桜がインタビューした。久保は「高校から体幹トレーニンを入れて積み重ねてきた。体幹が鍛えられてブレない走りができ、記録が伸びてきた」などと語った。女子800mは予選を突破するだけでも日本人初の快挙だが、久保の目標はファイナルに残ることだという。
世界陸上に出場する久保凛について、高橋尚子は「800mは陸上の格闘技と言われるほど位置取り争いが激しい。これまで独走してきた選手だが、今回トップアスリートと肩を並べることで覚醒するかもしれない」などとコメントした。
世界陸上大会スペシャルアンバサダーの織田裕二が、男子110mハードルの村竹ラシッドを直撃。先月の大会で日本人初の12秒台、パリ五輪なら金メダルのタイムを叩き出した。村竹は12秒台をマークした際、10台のハードルの内5台を倒しているが「ハードルギリギリの所を越えていくのが理想。変に浮くなら当たった方が速い」などと語った。なぎ倒してもタイムが出るのは、当たり負けしない強い体幹があるから。
世界陸上開幕に向け宮崎で最終調整を行っている、男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキームを直撃。16歳のときから世界陸上に出場し、今回が6回目の出場となる。100mでは2大会連続で決勝に進出し、26歳にして経験値は世界トップクラス。サニブラウンは「誰がいようがどんな状況でも、自分の走りをするだけ。練習を積み重ねれば積み重ねるほど、身体が覚える」などと語った。3大会ぶりのメダルが期待される4✕100mリレーについては、「金メダルが取れるメンバー。仲間を信じてしっかり自分たちの走りをすれば、金メダルは余裕だと思っている」などとコメントした。
サニブラウン・アブデル・ハキームがインタビューで「4✕100mリレーで金メダルは余裕」と語ったことについて、朝原宣治は「男子100mの日本選手は層が厚い。それぞれの区間で選手のパフォーマンスが最大限に発揮できたら、金メダルも夢ではない」などとコメントした。
「東京2025世界陸上」の告知。
東京世界陸上は9月13日から21日の9日間に渡って行われる。1日目から競歩や100m、棒高跳などの注目種目が行われる。
石破総理は記者会見を開き、自民党総裁選を辞任し次の総裁選には出馬しない考えを明らかにした。石破総理は「参院選敗北の結果責任は自分にある」としたうえで、「アメリカとの関税交渉に一つの区切りがついた今こそ辞任のタイミングであり、後進に道を譲る決断をした」と述べた。また「新しい総裁が選ばれるまでは果たすべき責任を果たし、新しい総理・総裁にその先を託したい」と述べた。石破総理が辞任を正式表明したことで、自民党はきょう朝に臨時の役員会を開いて“総裁選前倒し”の書面提出を中止する決定が行われる予定。石破総理は6日夜に自民党の菅副総裁と小泉農水大臣と会談した。その際両氏から「党を割るようなことがあってはならない」などとして、“総裁選前倒し”意思確認当日までに進退を判断するよう迫られていた。
石破総理の辞任表明を受けて、自民党の森山裕幹事長は「非常に申し訳ない気持ち」などと述べたうえで、総裁選について「できるだけ党員が参加できる形を模索するのが重要だ」との考えを示した。一方立憲民主党の野田代表は「党内抗争が長すぎた」と批判した。自民党ではきょう選挙管理委員会を開き、総裁選に向けた準備を本格化させる方針。
石破総理辞任について、街の声。「単純にびっくりした」、「今のままでもいいかなと思っていた」、「遅かれ早かれ辞めるときが来ると思っていた」、「石破さんのままでも良かったんじゃないか」などの声が聞かれた。