ウクライナ軍の発表によると、6日夜から7日未明にかけてロシア軍がミサイル13発、ドローン810機でウクライナ各地に攻撃を行った。一日に行われた攻撃としては最大規模とみられている。ウクライナのスビリデンコ首相は「この攻撃で首都キーウにある政府庁舎が初めて被害を受けた」と明らかにした。また住宅にも被害が出ていて、キーウでは子ども1人を含む2人が死亡し、十数人がけがをしたという。

来年6月開幕のサッカーW杯は史上初の3カ国開催で、熱戦が繰り広げられる。その大舞台を見据え、アメリカ・オークランドで日本代表がメキシコとの国際親善試合を行った。メキシコは五輪で日本のメダル獲得を2回も阻んだ因縁の相手。序盤は久保建英や三笘薫などの世界で活躍する攻撃陣が、メキシコゴールを脅かした。後半にはいい形でメキシコを崩す場面もあったが、フィニッシュの精度を欠きゴールならず。メキシコの反撃もあったが、キーパー・鈴木彩艶がファインセーブでゴールを守った。その後も両チームに得点は生まれず、試合は引き分けに終わった。

東京世界陸上開幕まであと6日、各国の超人たちが続々と日本に集結している。世田谷区で行われているアメリカ代表の公式練習では、女子400mのS.マクローフリンが汗を流していた。五輪では女子400mハードルで種目初の連覇も達成している。そのハードル女王が、東京世界陸上ではハードルなしの400mに挑戦する。今大会金メダルに輝けば、世界大会でこの2種目の頂点に立つ史上初のアスリートになる。

鳥取県ではジャマイカ代表の事前キャンプが行われており、注目は男子100mのK.トンプソン。今季世界最高の9秒75をマークしており、8月のダイヤモンドリーグではパリ五輪金メダリストのN.ライルズに勝利するなど絶好調。トンプソンとライルズには大のアニメ好きという共通点がある。この日トンプソンは鬼滅の刃の靴下を履いていた。

6日後の9月13日土曜日に、東京世界陸上と世界バレー男子が同時に開幕する。世界陸上について、朝原宣治は「国立競技場が満員になって、日本人選手に良い記録が出てほしい」などと語った。高橋尚子は「超人たちが人間の限界、可能性に挑む姿、歴史的瞬間を見るのを楽しみにしたい」などとコメントした。世界バレーについて、福澤達哉は「メダルを取れば51年ぶり。歴史を動かしてほしい」などと語った。