知床半島が世界自然遺産に登録され20周年になる。羅臼町では自然の厳しさを学ぶために知床半島で教育授業「ふるさと少年探検隊」に密着した。今年で40回目で参加したのは地元の子供約30人、この内7人が半島の先端を目指す。案内するのは地元の漁師などがおり、隊長の葛西さんは大変なところでも乗り越えて楽しいというのを実際に感じてほしいと話した。今回初挑戦となる大滝さんは半島の東に位置する羅臼町では夕日が見られないため参加を決意。葵さんは「不安のほうが強いが転ばないように進んでいきたい」と話した。雨の中5泊6日のサバイバル生活がスタートし、いくつもの厳しい難所を進む。大人も危険を察知しながら体を張って誘導する。出発から9時間半で最初のベースキャンプに到着した。
翌朝、岬に向かうメンバーはより険しくなる難関ルートを2日間かけて進む。岩場をつたっていた途中ヒグマに遭遇。安全な距離をとって待機し、爆竹を鳴らして逃げ去ったことを確認して進む。さらに標高差50メートルある念仏岩が立ちはだかる。目標の岬まで力を振り絞り、無事ゴールにたどり着いた。隊長は楽しいこと楽しく感じるためには辛い道を歩かないといけないというのを人生の経験としてなにかに変換してもらえるとうれしいと話した。期待していた夕日は見られなかったが、葵さんにとって手応えを感じた経験となった。
翌朝、岬に向かうメンバーはより険しくなる難関ルートを2日間かけて進む。岩場をつたっていた途中ヒグマに遭遇。安全な距離をとって待機し、爆竹を鳴らして逃げ去ったことを確認して進む。さらに標高差50メートルある念仏岩が立ちはだかる。目標の岬まで力を振り絞り、無事ゴールにたどり着いた。隊長は楽しいこと楽しく感じるためには辛い道を歩かないといけないというのを人生の経験としてなにかに変換してもらえるとうれしいと話した。期待していた夕日は見られなかったが、葵さんにとって手応えを感じた経験となった。