強い台風7号は関東や東北から次第に遠ざかっているが気象庁は土砂災害や高波に十分注意するよう呼びかけている。一方、東日本と西日本では晴れて気温が上がり太平洋側を中心にすでに危険な暑さとなっているところがある。熱中症対策を徹底。気象庁によると強い台風7号はきょう正午には福島県の東の海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいる。台風は関東や東北から次第に遠ざかっているが海上はうねりを伴って波が高い状態が続いていて東北はきょう夕方にかけて6メートルの大しけが続く見込み。引き続き土砂災害や高波に十分注意。東日本や西日本では高気圧に覆われて晴れフェーン現象の影響も加わり気温が上がっている。午後2時までの最高気温は高知県四万十市西土佐で39.6度、岐阜県美濃市で39.2度、群馬県桐生市で39.1度、名古屋市と浜松市船明で39度などと危険な暑さとなっている。気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして関東甲信から九州沖縄にかけての28の都府県に熱中症警戒アラートを発表している。全国的に暑さが続き熱中症の疑いで病院に搬送され亡くなる人も相次いでいる。熱中症への対策を徹底するように。お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため家族など周りの人たちが気を配り屋外でのレジャーを予定している場合には氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど暑さに備えるように。