今回の主役はリーフレタス。2021年の10月に完成した日本最大級の室内農業施設では作業の9割が自動化されており、未来型の農業として注目を集めている。この施設ではリーフレタスを水耕栽培で育てているが、根っこにはスポンジではなく土を使うことでみずみずしいレタスを育てることにこだわっている。室内は自動制御で気候をキープし、畑を動かすことで光の当たり方も均一化。さらに、植え替え作業もロボットが担当することで徹底的な省力化を実現している。他にも光合成を促進するピンク色のライトやガラス張りの天井といった最新鋭システムが工場にはたくさん。こうしたシステムを駆使して育てられたレタスは50日間で出荷されるが、最後まで新鮮さを保つために根っこがついたままで出荷されている。出来上がったレタスは塩昆布と合わせていただくのがオススメ。