- 出演者
- マツコ・デラックス 中村剛 針生信洋
オープニング映像。
300年続く農家の16代目・針生信洋さんが登場。野菜の好き・嫌いランキングにレタスは入っていなかった。トマト・ブロッコリーが港区女子なのに対しレタスは北区だとマツコは言った。好きでも嫌いでもないのに無意識で手にとってるからレタスによる日本国民の洗脳は終わってるとも言った。
新宿駅東口から徒歩3分のところにある日本初のレタス料理専門店「菜食酒場 レタスや」を紹介。週末は満席の人気店で、定番メニューはレタスチャーハンや3種類のレタスが味わえるしゃぶしゃぶなど30種類以上。さらに、自家製レタスキムチやレタス焼売などオリジナルのレタス料理が楽しめる。中でも、針生さんがレタスの新たな可能性を感じたお酒がすすむメニューをスタジオに用意。「レタスのなめろう」と「レタスお好み焼き」をマツコが食べた。
農家の16代目・針生信夫さんが自身の経歴を紹介。高校時代は宮城代表で八村塁と一緒に国体に出場するなどバスケットボールに打ち込んでいたが、日本一の農家になるため海外に留学したという。そんな針生さんの父親は、過酷な農家の環境を変えるべく革命を起こし、2023年のレジェンド農家ベスト22で1位に輝いた。その農業革命の1つである次世代型のレタス工場を紹介。宮城・遠田郡美里町にある日本最大級のレタス工場「美里グリーンベース」では、東京ドームの1.6倍の広さで約90万株を栽培している。ここでは収穫作業以外は9割がオートメーション化され、悪天候でも夜間にLEDの光で光合成を促し成長させることができる。
針生さんがマツコが知らなそうなレタスの意外な事実を紹介。キク科のレタスは種まきから約60日で収穫され、一般的に食べられているものは「赤ちゃん」だという。その後、60～80日後には種子ができ花が咲く。種や苗などを生産・販売する種苗会社は日本に約50社あるという。続いてのレタスの意外な事実は「品種は約1500種類以上」。肉に巻いて食べるのがおすすめのサンチュなどそれぞれ合う料理があり、リーフレタスは10年間で1.5倍に増加している。今回は、インド出身の工場長で、元インド料理シェフであるブシャン・ハスタックさんが手作りしたレタスのドレッシングを紹介。酢・サラダ油・砂糖・塩・ブラックペッパー・クミンパウダーをグリーンリーフとミキサーにかければ自宅で簡単に作ることができる。食べたマツコはおいしいと絶賛した。
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人気急上昇中のレタス品種とオススメの料理法を紹介。フリルレタスは緑黄色野菜に分類され、β-カロテンなどが豊富。葉肉が厚く脂に強いためチャーハンや中華風がオススメ。中国原産の茎レタスはタケノコのような食感が特徴的で、山くらげなどに使われていて、炊き込みご飯にもオススメ。ロメインレタスは、本場メキシコのシーザーサラダに使用されていて、日本では栽培が困難だったが新品種が登場し、スーパーでも手軽に購入できるようになった。オススメの食べ方は、ベーコンやチーズ、オリーブオイルをかけてオーブンで焼く「ロメインレタスのオーブン焼き」。一方、クセのない玉レタスのオススメの食べ方は、ちぎった玉レタスをフライパンに敷き詰め、豚肉・塩・酒をふりかけて蒸した「豚レタス」。マツコは「野菜の好き・嫌いランキングにレタスが入っていないのはクセがないから。心の中にはいる」と話した。針生さんは、玉レタスは収穫時に外葉を剥いてから出荷するが、フリルレタスは剥かずに出荷できるのだと話した。
ヨーロッパでは好きな野菜ランキングで2位になっているレタス。紀元前4000年ごろにカフカスで栽培が始まり、古代エジプトでは媚薬・ミイラに塗る油として使用されていたといわれる。その後、ヨーロッパでは様々な方法で食され、日本には奈良時代に伝来した。当時は生ではなく茹でておひたしなどで食べられていたという。そして戦後、マッカーサーが在留米軍にサラダを食べさせたいと栽培を指示。栽培が行われた海老名では、マッカーサーレタスと呼ばれている。その後、大阪万博などの影響もあり、日本でもレタスは生で食べるものとして広がった。
2013年、国際宇宙ステーションで野菜を栽培するプロジェクト「VEGGIE」がスタートし、食料自給を目指す宇宙農業の一環でレタスが栽培された。LEDだけで短期間で栽培可能で、廃棄部分がほとんどないことからレタスが選ばれたという。
マツコさんに食べてほしい針生家オススメレタス料理を紹介。レタスのミルクスープ、レタスの天ぷらをスタジオで試食した。ミルクスープには存在感の強いグリーンカールがオススメ。天ぷらには油に強いフリルレタスがオススメ。
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針生家オススメのレタス料理3品目はお母さんがスタジオで実演。ロメインレタスのステーキを作って試食した。マツコは青物野菜として使えばいいとコメント。
中村剛がじゃがいもの魅力を紹介。まるで綺麗に変身するシンデレラだと話し、122種類の中から厳選したじゃがいもを血統図とともに解説。日本の二大じゃがいもは男爵いもとメークイン。5月に絶対食べてほしいじゃがいも4選は、ニシユタカ、インカのひとみなど。
インカのひとみのベストな料理はじゃがバター。濃厚な味とナッツ風味が特徴。北海道で人気のご当地料理は、中山峠道の駅「望羊中山」のあげいも。年間販売数は30万本。続いてながさき黄金を紹介。ベイクドポテトがオススメ。
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- TVerU-NEXTマツコの知らない世界
マツコの知らない世界の次回予告。
5月に絶対食べて欲しいじゃがいも4選。続いては地域限定のレア品種、中津川いも。小ぶりでありながら旨みが凝縮している。埼玉・秩父市、三峰お犬茶屋山麓亭の中津川いもでんがくをスタジオで試食した。