ヨーロッパでは好きな野菜ランキングで2位になっているレタス。紀元前4000年ごろにカフカスで栽培が始まり、古代エジプトでは媚薬・ミイラに塗る油として使用されていたといわれる。その後、ヨーロッパでは様々な方法で食され、日本には奈良時代に伝来した。当時は生ではなく茹でておひたしなどで食べられていたという。そして戦後、マッカーサーが在留米軍にサラダを食べさせたいと栽培を指示。栽培が行われた海老名では、マッカーサーレタスと呼ばれている。その後、大阪万博などの影響もあり、日本でもレタスは生で食べるものとして広がった。