- 出演者
- マツコ・デラックス 喜入友浩
3万個以上のいちごを食べたMaster Berryさんが登場。いちごについて、ここ10年で品種は約100品種増え、約350品種になり、世界で注目されアジアで高額取引されるようになったという。とちあいかは栃木のブランドでとちおとめの1.3倍収穫できるとのこと。神奈川県では30年ぶりに新品種・かなこまちが誕生。新たな名産品を生み出そうと各都道府県がオリジナルいちごの開発に注力。そのクオリティーの高さに海外でも人気が高まり、2年前からロンドンのハロッズでも古都華などが販売されている。熊本県の品種のゆうべにも人気でタイに輸出されているという。
近年、いちごの輸送システムが変化。熊本で収穫したいちごは3日目にはタイの各店舗に届けることが可能になっている。柔らかいいちごを保護するトレーなども進化した結果、いちごの海外輸出量は10年で約20倍に増加。国産いちごが世界で注目されている。去年の猛暑の影響で今年のいちごの旬は約1か月遅れているため今がいちごの食べ時。いちごを紹介するのは3万個のいちごを食べてきたアMaster Berryさん。大田市場で働いた経歴があり、現在は撮影用の果物などを手配するフルーツコーディネーターとして活躍。今夜全国の絶品いちごを紹介する。
日本のいちごが増えている。栃木・福岡の2強時代から関東・九州を中心とした戦国時代に突入したという。これまで日本のいちご業界は20年以上栃木のとちおとめと福岡のあまおうの2強時代だった。ところが、いい品種をつくれば海外進出も夢じゃないといちご戦国時代に突入。今話題の新品種を紹介。気になる名前としてマツコは「いちごさん」を挙げ、こんなドストレートな名前をつけるなんて相当な自信があるだろうとした。鳥取県の「とっておき」は果肉が白い。桃系の香りがするいちごは中が白いという。「とっておき」は日照の少ない鳥取県に合うように作られた品種で開発期間は約20年。近年、栃木・福岡の2強に割って入ったのが埼玉
埼玉県の「かおりん」は香りの豊かさが特徴。「べにたま」は触感が楽しい品種。そして「あまりん」は3年連続で全国いちご選手権・最高金賞を受賞するなどいちごの一大産地にのし上がり、埼玉いちご祭には約3万9000人が来場するなどしている。Master Berryさんはコレまでは関東では栃木県がいちごの産地として知られた中、新たないちごの産地として存在感を示すこととなった。あまりんは農家ごとに栽培方法が異なるといい、深谷市・いちご畑 花園のものは高設栽培で液体肥料を使う方法が取られているがデジタル化によって最適な環境が作られている。
秩父市の市川いちご園では2024年「第2回全国いちご選手権」で最高金賞を獲得したあまりんを楽しめる。太陽の動きに合わせて朝昼晩と時間をかけてコントロールするのが特徴で、秩父は日照時間が短い盆地だが、太陽光が足りない分時間をかけて温度調整を行ってすっきりした甘さを引き出している。
久米原農園では「あまりん 〜極〜」が育てられている。銀座千疋屋などでも扱われる物となっていて、久米原恒夫さんは娘婿の美幸さんは師匠のような存在と競い合う姿を見せている。土から栽培を行うのが特徴で、あえてパサパサの土で育てることでストレスがコク深い味わいを引き出すとともに、冷たい環境で育てることで通常出荷まで40日かけるところを50日以上育てていて、酸味がうま味を引き出している。
Master Berryさんは紅茶をいちごと楽しんでいるという。「AMBA ESTATE ハンドロールド TGOP」というスリランカのセイロンティーを合わせているという。
Master Berryさんはイチゴ狩りは自分好みの品種を見つける事ができるのでおすすめと紹介。
「王様のブランチ」「オールスター感謝祭2025春」「それって実際どうなの会SP」「ギャップ検証バラエティ ニノなのに」「水曜日のダウンタウン」の番組宣伝。
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茨城県常総市にあるいちご観光農園「グランベリー大地」は、棚がおよそ5mまで上がる関東初のリフト式空中いちご園が特徴。茨城県品種のいばらキッスなど7種類を食べ比べできる
名古屋駅から車で約1時間、三重県桑名市にある「多度グリーンファーム」には、27棟のいちごハウスがあり、三重県品種のかおり野をはじめ26種類のいちごを栽培している。ハウスで日照時間を調整するために使う電球の灯りを利用した夜のいちご狩りが人気。いちご狩りとセットで、チョコレートファウンテンを楽しめるコースもある。
マスターベリーが訪れたのは、千葉県山武市にある有野実苑オートキャンプ場。ここのいちご狩りは、40分間食べ放題で、全国各地12種類の完熟いちごが楽しめる。マスターベリー流のおいしいいちごの見極め方は、種まで赤いかどうか。種が赤いのが熟している印だという。この日は、32個のいちごを食べた。ベスト1は、ほしうららだった。
2023年からいちご狩りをスタートした津田農園。いちご7種を30分間食べ比べできる。お気に入りのいちごは贈答用に可愛らしいパッケージでお土産にもできる。スタジオで、津田農園のいちご狩りを体験。千葉県の真紅の美鈴を試食し、マツコは、甘みに加え、出汁のようなうまみを感じるなどと話した。よつぼしは、種から開発された品種。マツコは、試食して、古臭い味というか、土の味がする感じなどと話した。すべて食べ比べ、マツコはお気に入りとして紅ほっぺを選び、紅ほっぺは出てきたころから見ている、毎日食べるのはこれなどと話した。多度グリーンファームから、チョコレートファウンテンが登場。マツコはいちごのチョコファウンテンを体験し、気に入った様子で、家に欲しい、止まらなくなってきたなどと話した。
大葉は全国シェアの50%が愛知県で生産されている。大葉の香りの元となっているのが腺鱗で、植物の香りが溜まる毛の一種。この腺鱗を解放するのが大葉を美味しく食べるテクニックの一つで、すぼめた手の中に大葉を入れ、葉っぱに直接当てないように空気で叩くことで腺鱗が解放される。
今回は大葉の世界について大葉好きを極めて農協の大葉担当になった愛知県の佐藤光さんに産地ごとの大葉の香りの違いや大葉料理レシピなどを教えてもらう。
水曜日のダウンタウンの番組宣伝を行った。
大葉にはブランド品種がないものの、形状など産地によって微妙に異なる。また一番異なるのが香りで、スーパーで売られている大葉にも産地が記載されているので、知っておくことでその違いをより楽しむことができる。愛知県では大葉の種を厳重に保管するなど、各産地では香りを守るために厳重な管理が行われている。
愛知県産の大葉は温暖な気候とミネラル豊富な豊川の水を使って育てられている。その中でもこだわった栽培方法を取り入れているのが白井園芸で、大きな葉をあえて残すことで光合成の量を増やし、大葉の香りを高めている。愛知県産の大葉は葉と香りが柔らかく、ウィンナーなどにして食べるのがオススメ。