- 出演者
- マツコ・デラックス 寿リリカ 髙見澤彩加 マチャコ☆ MOEKA
2010年頃、パンケーキブームがおき、専門店が原宿に次々オープンした。最近のパンケーキ最前線は、メレンゲふわふわのスフレタイプ。しかし今回、紹介するのは、厚焼きホットケーキ。小麦粉多めの昔ながらのホットケーキだ。
パンケーキOLの髙見澤彩加は無汗症という難病を抱えながらも、10年かけて1600以上のお店を制覇した。取材したお店をまとめた自費出版の本「パンケーキTrip」では、ホットケーキの厚さを記載している。
黄金の3.5cmの厚さを持つホットケーキを紹介。アメリカのパンケーキを研究した店主が鵠沼海岸に開店した「PCH coffee」の「自家製とろけるプリン&湘南小麦の厚焼きパンケーキ」。生地に、湘南小麦・きび砂糖・卵・牛乳・塩麹などを使用。湘南小麦とは、石臼をゆっくり回すため1時間に2kgしか取れない希少な小麦。皮ごと挽くため、小麦の味や香ばしさが強い。焼き時間にもこだわり。秒単位ではかり、厚さのあるもちもち食感を実現した。
神楽坂にある「The tee TOKYO」からは「究極のホットケーキ&ティーフリーセット」。卵を時間をかけて撹拌、生地に細かい気泡を大量に含ませて、厚さ3.5cmを実現した。
自由が丘の「Rusa Ruka」からは「厚焼きフライパンケーキ」。絵本のぐりとぐらにでてくるようなホットケーキを実現した。
戸越銀座駅から歩いて3分の「ペドラブランカ」からは「焼きたてホットケーキ」。ベーキングパウダー不使用で、米粉の力で膨らませる。生地に入れる米粉は通常の約3倍。豆乳ミルクバター(豆乳クリームバターと北海道バターに練乳をブレンドしたもの)をかけて食べる。実食したマツコによると「食感はシフォンケーキに近い」とのこと。
湯島天神から歩いて5分の「自家焙煎珈琲みじんこ」からは日本一美しいと称される「ホットケーキ」。水平な表面なのでメープルシロップをかけるとまっすぐ落ちる。
小平市の「eggg Cafe 小平本店」からは「厚焼きクラシックパンケーキ」。生地に幸せたまご(平飼いでストレスなく育った鶏が産む卵で旨味やコクが強い)を使用している。メープルシロップをかけると枝分かれして落ちる。
草加市の「cafe gallery CONVERSION」からは「りんごとクリームチーズのほっとけーき」。りんごとクリームチーズのホットケーキで、味にばらつきを作るため、チーズはほとんど混ぜない。メープルは断面にかけるタイプ。実食したマツコによると「メープルシロップもおいしいが、ハチミツ(キンモクセイ)をかけてもおいしい」とのこと。
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日本のホットケーキの歴史をひもとくと、初登場は1923年、日本橋三越といわれている。1931年、日本初のホットケーキミックスが誕生。1945年、鎌倉の喫茶店イワタコーヒーに厚さ3cmのホットケーキが誕生。1957年、森永製菓のホットケーキミックス発売(CMに小林綾子が出演)。2000年代、メレンゲ調理が普及して厚さ5.5cmのホットケーキが誕生。2011年、星乃珈琲店にスフレパンケーキが登場。そして現在、純喫茶のホットケーキが注目を浴びている。厚焼きパンケーキを求めて海外から日本にやってくる客もいる(海外は薄焼きが主流)。ちなみに、家庭で厚焼きをつくるには、生地を混ぜすぎずダマが残るくらいにして、30cmの高さから落として弱火で焼くのがポイントだ。
赤羽駅から徒歩5分。「プチモンド」からは「フルーツホットケーキ」。材料は小麦粉・卵・牛乳少なめ。鉄板でひねりながら丸く焼く生地は硬め。粉感の強いもちもち食感が魅力だ。
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- フルーツホットケーキプチモンド赤羽駅
つづいて、東京スカイツリーの見える本所吾妻橋駅近くの「デルコッファー」。こちらのホットケーキについてマツコは「死ぬ前の最後のホットケーキ」とコメントした。
ホットケーキ激戦区としてしられる浅草。東京スカイツリーの見える本所吾妻橋駅近くの「デルコッファー」からは「自家製銅板焼きホットケーキ」。大きな蓋で蒸し焼きにして、循環する水蒸気でふっくら3cmを実現した。ちなみに、2代目店主の声がタッチの南ちゃんに似ているとのこと。
つづいて、鎌倉駅前の「イワタコーヒー」。現社長は生嶋亜里紗さん。HERMESを退職して店を立て直した。ちなみに、この店にはジョン・レノンも来店した。パンケーキは創業以来かわらないつくりかた。材料はシンプルで小麦粉・卵・牛乳などから生地をつくる。
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「イワタコーヒー」の「ホットケーキ」をマツコが実食。「外側がクッキーみたいで香ばしい」とのこと。ちなみにマツコによると「鎌倉と千葉は横須賀線でつながっている」。
美容師のマチャコ☆さんとMOEKAさんがSNS全盛期の盛り髪を紹介。
2人が伝えたいことは盛り髪女子を増やして個性を爆発させて容姿に自信のない女の子を救いたい。世界14か国で容姿に自信がないと答えた10代女性は日本が93%とトップ。