- 出演者
- マツコ・デラックス 板橋祐己 井田美彦 山内和彦
ゲストは47都道府県を旅しながらカプセルホテルを利用する井田美彦さん。現在カプセルホテルは全国に300軒ほどだという。現在は女性専用や女性専用フロアがあるホテルが増えており、井田さんいわく女性の利用客も多いとのこと。そんな井田さんが紹介するカプセルホテルは、岐阜県の「下呂観光ホテル」。井田さんが注目する進化ポイントは客室が木で出来ており、ぬくもりを感じる点だという。ホテルの設備・温泉は他の宿泊客と同様に使えて、価格は1泊3300円とのこと。
外国人観光客の殺到でホテルの宿泊料が高騰する中、救世主となっているカプセルホテルの世界について、47都道府県のカプセルホテルを旅する井田美彦さんが解説する。
井田さんは16歳の時にお菓子がもらえるという理由で献血が趣味になり、全国の献血ルームを制覇する過程でカプセルホテルに宿泊するようになったという。井田さんが思うカプセルホテルの1番の魅力は「宇宙船のような非日常空間でひとり時間を満喫できる」ことだという。
インバウンドの影響で人気観光地のホテルは宿泊費が高騰、井田さんがリーズナブルで快適な非日常を体験できるカプセルホテル2選を紹介。全国分布でも300軒のうち102軒は東京にあるといい全国の観光スポットにも出来てきているという。1つ目は那覇空港から車で45分の北谷町に2018年オープンのアメリカンビレッジまで徒歩5分のラ・ジェント・ホテル 沖縄北谷。内装もキレイで女性にも大人気、一般的な客室では一泊1~4万円するが井田さんおすすめは最大8名まで宿泊可能なドミトリータイプで部屋ごと借りられグループ旅行にピッタリ。シャワーやコインランドリーなども完備でキッチンも無料で借りられるので長期滞在もオススメ。宿泊者はトゥクトゥクも無料で周辺の観光地まで送迎可能で一泊1万8000円から1人なら一泊2500円という。カプセルホテルのメリットとして宿泊費が抑えられ観光にお金を使うことができる。
非日常を体験できる観光地カプセル2選、2軒目は北海道小樽駅から徒歩1分のドーミーインPREMIUM小樽。全国95店舗中二店舗だけカプセルホテルタイプが併設されている。レトロスタイルで進化型キャビンタイプも導入している。一般客と同じようにカプセルホテル利用者もサウナや天然温泉も利用可能で夜鳴きそばも無料となっている。井田さんおすすめは2800円払うと利用可能な朝食バイキングで一泊4000円~となっている。
カプセルホテルは現代人の生活に合わせ進化、最新型4選を紹介。新宿駅東口から徒歩5分のBooth Net Cafe & Capsule 新宿歌舞伎町は漫画喫茶とカプセルホテルが融合した漫泊ホテルという。女性専用ブースもありパウダーブースやシャワーブースもあって1泊3800円から。
上野駅から徒歩3分の漫泊、グランカスタマ上野には女性専用ブースもあり一押しは利用者は24時間カレー食べ放題、夕方17時~22時までは炊き込みご飯・お茶漬け食べ放題という。一泊3980円から。
渋谷駅から徒歩6分のザ・ミレニアルズ渋谷はフリースペースも完備され最新機能を備えたカプセルとして幅120cmのセミダブルベッドに天井高2.3mでキャビネットも搭載、井田さんの一押しは専用ダブレット捜査で電動リクライニングでソファーになる。セットしておけば朝起きると時間で照明がつきリクライニングで起こしてくれるのでアラームを不要。一泊9000円からとなっている。
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- ザ・ミレニアルズ渋谷渋谷駅
次に暮らすように泊まれるファーストキャビンを紹介。羽田空港国内線第1ターミナルに直結するファーストキャビン羽田ターミナル1には大きなカプセルがずらり。ビジネスクラスやさらに広いファーストクラスもある。館内には大浴場もあり、機内食は1100円で食べられる。ビジネスクラスは7000円から、ファーストクラスは9000円から。
レトロカプセルホテルを紹介。カプセルホテルはそもそも黒川紀章が設計し、ニュージャパン観光が作ったものが発祥だという。誕生のきっかけとなったのは1970年の大阪万博。黒川紀章がデザインした住宅カプセルを見たニュージャパン観光の会長が後に黒川紀章にデザインを依頼し、1979年にできたのがカプセルホテルだという。世界初のカプセルホテルが誕生してから45年。当時と変わらないレトロカプセルホテルが現役で活躍しているところもある。昭和レトロブームの今、若者に人気だという。
くるり〜誰が私と恋をした?〜を番組宣伝。
昭和レトロを満喫できるカプセルホテルを2つ紹介。1つ目は新宿駅東口から徒歩4分の所にある新宿区役所前カプセルホテル。昭和58年にできたもの。創業当時のままだというカプセルの様子を紹介。薄いスポンジの敷布団があり、右上には小さなテレビがある。ローマを意識した大浴場がある。女性専用のカプセルも完備され、当時は1泊2100円だったが現在は1泊3610円。2つ目に1992年に上野に誕生したサウナ&カプセルホテル北欧を紹介。当時は上野は東北の玄関口と言われ、東北から出張にきた人などが多く利用していたという。当時と変わらないクリーム色のカプセルがずらっと並んでいる。現在はサウナの聖地として人気だという。オープン当時は1泊3600円だったが、現在は1泊4300円から。
4月は郵政記念日があることから切手に注目が集まるシーズンとなっているが、日本の切手が世界的に注目されているという。議員の経験を持つ山内和彦さん・切手の審査員を担ったこともある板橋祐己さんとともに切手の魅力を伝えていく。今では「鬼滅の刃」「【推しの子】」などの人気アニメをかたどったものや、コレクションしたくなる可愛い切手も多数となっている。
日本独自の文化を落とし込んだ切手も多く、マツコさんは鐘のデザインは知っていると話していたが、最近は「おいしいにっぽんシリーズ」と題したグルメを題材とした切手もあるのだといい、現在はシール状となっていることで簡単に貼り付ける事ができ、福岡や名古屋などに足を運んだ気分になれるが、名店のスウィーツを再現したものもあり銀座若松の「元祖あんみつ」などを目で楽しむことができる。山内さんによると切手収集家でない人をターゲットにして一般の方にアンケートを取っているのだという。また、「鬼滅の刃」「【推しの子】」のキャラクターをかたどったセットもあり海外からの注目度も高い。山内さんは使用済みの切手を水で剥がして1万枚は集めていると話していた。日本切手は7人のデザイナーが手掛けているのだという。さらに、夏目漱石の直筆入りのお宝も公開される。
切手のデザインは7人のデザイナーが手掛けているのだという。チーフの玉木明さんは伊勢志摩の出身で、伊勢志摩サミットを題材とした切手はシルクの生地が使われているのが特徴なのだという。板橋さんは玉木さんのデザインについて、フォントの変更を決断したことでデザインがよりおしゃれになったのだと紹介した。星山理佳さんは「星の物語シリーズ」で知られ、星の輝きをホログラムで表現した。丸山智さんは現地まで足を運び写真を撮影するこだわりがある。「おいしいにっぽんシリーズ」を手掛けたのは吉川亜有美さん。貝淵純子さんで「尾瀬国立公園」や高額な普通切手を手掛けているが深い作り込みが偽造防止に繋がっているのだという。山田泰子さんは郵便配達を行う職員から画力の高さから切ってデザイナーに転身した経験を持っている。楠田祐士さんは「灯台150周年」などの作品で知られ、灯台を眺めた実体験がデザインに繋がっているのだという。
お宝切手が自宅に眠っている事も多いのだと言い、山内さんは使用済切手のお宝は多いのだと話している。
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「くるり~誰が私と恋をした?~」、「9ボーダー」、「アンチヒーロー」の番組宣伝が流れた。
切手オークション会場に潜入。毎年浅草で開催されている「全国切手展」では、全国の切手コレクターが集めた切手が展示されている。オークションでは約1億円が動くこともあるという。別会場では全国の有名切手店が一同に集まる即売会も行われている。また外国人観光客も多く集まり、東京中央郵便局で日本の切手を買う人も多いとのこと。
狙い目のお宝切手を紹介。「寄付金付き切手」は通常の切手に寄付金がプラスされたもので、通常は未使用のものが多いという。そのため消印つきのものに価値が付き、使用頻度も少ないため高額になる可能性が高いとのこと。