創業80年の電気機器メー カーのカシオ計算機。その開発の中枢に番組のカメラが独占密着。机の上にはおびただしい数の試作機が。14年前のアイディアは、3年前にGOサインが出た極秘のプロジェクト。チームの中心メンバーは50代後半から60代ベテランの社員たち。彼らにとってもカシオにとっても全く初めての分野に挑んでいる。開発しているのは周囲の音を集めて大きく変換する集音器。ワイヤレスイヤホンの機能もあるという。背景にあったのは、カシオの売り上げがピークだったのは2007年年度の6230億円。それが今半分以下に落ち込んでいる。2010年代に入ると半導体、プリンター、コンパクトデジカメなどの撤退と相次いだ。次の柱となる製品を生み出せるのか。社員が立ち返るのは経営理念の「創造・貢献」。困りごとを解決する商品を生み出すベテラン社員を追った。
