千葉県のビール工場では関東や東北で販売するビールの大部分を製造・出荷している。この企業も物流の2024年問題に直面し、貨物列車の利用を考えたそう。これまでは千葉の工場で作られたビールを宮城の工場まで約334kmをトラックで輸送していたそう。今後は途中の区間を貨物列車が担うことでトラックの輸送距離は9分の1に減少し、ドライバーの労働規制に対応しやすくなったとのこと。鉄道輸送の活躍の場は羽田空港のターミナルにも広がっているそう。航空貨物は運ぶ時間の早さが重視されるため関西などにもトラック輸送が一般的だったが、航空貨物を扱う物流会社では去年10月から輸送に鉄道の利用を開始したとのこと。
住所: 東京都大田区羽田空港