太平洋の18の島国のトップ東京に一斉に集結する太平洋・島サミットがあすから開催される。地域情勢の変化の中で最たるものが中国の影響力の拡大。2022年中国は台湾と断交したソロモン諸島と安全保障協定を締結するなど太平洋島しょ国で軍事拠点化を進める狙いがある。先週も習近平国家主席はバヌアツのサルワイ首相、ソロモン諸島のマネレ首相と相次いで会談した。日本は太平洋島サミットで気候変動対策などで連携強化を打ち出し信頼関係を固め直したい考え。また福島第一原発の処理水の問題について、一部の国が依然として懸念を示している中でどこまで不安を払しょくできるのか日本のリーダーシップと外交力が問われている。