TikTokのアメリカ事業をめぐり米中両国は今月15日まで貿易協議を行い、アメリカのベッセント財務長官は合意に向けた枠組みが整ったと明らかにした。これについてアメリカの複数のメディアは16日、IT大手のオラクルを含む企業連合が約80%の株式を持ち、残りを中国の株主が保有する見込みだと報じた。最終的な合意に向けてはトランプ大統領と習近平国家主席が19日に電話で会談する見通しで具体的な事業のあり方が焦点になる。トランプ大統領は、事実上TikTokのアメリカ事業の売却を求めた期限を今月17日から12月16日に延長する大統領令に署名した。延長は4度目。