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「老子次右衛門」 のテレビ露出情報

アメリカに住むドンさんは日本の合気道などを学び20年前に自身で考えた護身術の道場を開いた。愛してやまない日本のものは鐘。17人の僧侶が鳴らす京都知恩院の除夜の鐘は圧巻。鐘の歴史は古く、仏教伝来とともに伝わったという。ニッポンで独自に発展したのが長い余韻とうなり。ドンさんは6年前に日本に初来日した。
国内の約7割の鐘を作っている富山・高岡市を訪れた。老子製作所は江戸時代中期に創業。老子製作所の元井秀治さんに案内され井波別院瑞泉寺を訪れ、除夜の鐘の時にしかつなかい鐘の音色を聞いた。この鐘は元井さんの祖父が86年前に製作したもの。長い余韻とうなりの秘密は下に向かって肉厚になる構造。そして鐘作りの現場へ。ドンさんは老子製作所で鐘の製造を見学した。
鐘の製造期間は3か月から1年。まず原寸大の設計図を作り型を作成。中子に外型をかぶせ隙間に銅を流し込み鐘が完成する。重量1tで約500万円。最大で40tを超えるものもある。模様をいれるために型を外型に埋め込む。鐘の上部につけられた突起物の乳は108個、型を外型に埋め込むことで鐘に乳がつく。形は様々、回し型は般若さんの手作り。1つ作るのに3分。ドンさんも体験した。さらに外型作りも教わった。型に溶かした銅と錫を流し込んだ。藁灰は酸化を防ぎ不純物を吸着する。入魂式を経て鐘は特殊な力を持つという。

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