キラキラ橘商店街にある「鳥正 京島店」は鶏肉を使った惣菜が中心で、焼き物と揚げ物など50種類ほど並んでいる。30年愛されるソウルフードは「チキンぎょうざ」。鶏皮で鶏ひき肉と野菜のアンを巻き焼き上げた一品。「チキンぎょうざ」は手間と時間がかかるため1日100本ほどの限定販売で、連日完売。生みの親は2代目の茂木豊さん。鶏皮を注文したとき、焼き鳥に使っていなかったモモの皮が届いた。何かに使えないかと、ぎょうざのアンを作り鶏モモ皮を巻き、醤油ダレを塗りオーブンで焼いたら「チキンぎょうざ」が誕生した。「チキンぎょうざ」のレシピは3代目の亮さんが受け継いでいる。