東京駅のすぐ目の前で3日間開催される「TOKYO FLOWER CARPET 2026」。地面に現れた絵画は「花絵」と呼ばれるアートで、近づいてよく見るとふわふわの花びらが立体的に敷き詰められている。制作中の花絵は、日本の伝統文化「浮世絵」と「ポケモン」が融合したその名も「浮世絵風ポケモンスペシャル花絵」だ。材料はその半数は廃棄されてしまうはずだった花「ロスフラワー」だ。ことしで5回目の開催を迎えるこのイベントでは開催を終えると花びらの8割ほどを回収し、画用紙に再生して特別支援学校へと送られ、子どもたちが絵を描く教育に活用される。その絵は再び「花絵」のデザインに採用され、実際に子どもたちが参加して一緒に花絵を制作する循環型の「インクルーシブアート」となっている。2018年の活動開始以来、スケッチブック約9000冊、画用紙約4万3000枚が特別支援学校や能登半島地震の被災地の学校へ届けられている。あす制作する花絵には能登半島地震で被災した家屋の修復や新たに家を建てた際に出た「木くず」を使用。能登の人たちが丸3日かけて色鮮やかなチップへ再生した。イベントを手掛ける一般社団法人・花絵文化協会の藤川靖彦代表理事は「今回、新たに視覚障害の人を対象に目の見えない方にも絵を作るという活動をやってみようと思っている。」とコメントしていた。
