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「胸の痛み」 のテレビ露出情報

どんな検査をしても原因が分からない謎の不調を抱える人たちの最後の砦、千葉大学医学部附属病院総合診療科。謎を解くカギは徹底的な対話で普通の病院では10分未満の問診に2時間以上かけて診断する。引き出した事象を21人の医師チームで多角的に分析する。初診は保険適応外で5万5000円。それでも予約は数か月待ちとなっている。この日訪れたのは60代の男性、2カ月ほど前出勤の途中で坂道を登っていたところ呼吸ができなくなるほど息苦しくなった。原因は不明だった。たまに息が苦しくなる原因は肺や心臓の病気、アレルギー、肥満、貧血。ストレス、神経などがあり、またエコノミークラス症候群が乗り物に関係なく日常的に現れることもあるがサインとなる下半身のむくみはなかった。前の病院では検査に異常はなく、精神的な要因とされていた。千葉大学病院では内科的な症状だと予測、呼吸の苦しさがすぐに回復することから心臓の疾患と予測した。パルスオキシメーターをつけながら階段を上ってみると基準値から下がって危険な低酸素症状が見られたが急激な回復がみられた。21人の医師チームが協議した結果、低酸素血症で心臓の左右シャントが起きているのではないかと診断した。男性はその後循環器内科で精密検査を受けることになった。この日の診察は休憩を挟みながら約7時間だった。診療報酬の制度上検査は点数がつくが大多数の時間を使った問診には点数がつかず報酬にはつながらないという。

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