今年2月石川・に和田さんがやって来た。能登半島地震から2年が経った今でも街の復興は思うように進んでいない。和田さんは定期的に能登を訪れていた。立ち寄ったのは地元のシェアオフィスで代表の伊藤紗恵さんも和田さんを頼る1人である。オフィスの一角に作られていたのはガラス工房であり、和田さんのアドバイスを受けて立ち上げていた。仕事を通して故郷の復興を目指す地域を超えた取り組みであった。続いて訪ねたのは石川・穴水町甲地区。およそ300人の小さな集落には生々しい地震の爪痕が残っていた。地域の人たちが集まる公民館に和田さんが呼ばれており、この街でも住民が集まる食堂を作れないかという提案をしていた。ヒントは食堂「おだかのひるごはん」でその影響力を実感したからこそであった。早速候補地をみんなで視察することになり、2005年に廃線となった能登線甲駅の駅舎へやって来た。女性たちが中心となり駅舎を改装して食堂をオープンする計画が動き出していた。
