月80時間の時間外労働、年960時間の上限規制は医療界でも始まる。埼玉県川越市にある夜間救急専門クリニックにはひっきりなしに患者がやってくる。救急外来は4時からで午後3時過ぎに訪ねると副委員長は仮眠をとっている。滞在時間は33時間以上だという。まず、発熱外来に向かった。すぐに医院にもどり整形外科の診察をレントゲン撮影を自ら行った。次は脂肪腫の痛みが出た患者を見た。すぐさま、外科手術を行い大部分の摘出は完了したが今後も定期的に通う必要がある。1時間半で10人以上を診察した。午後8時前に訪れた男の子は金属に頭をぶつけたといい針で縫った。午後10時過ぎ、36組の診察を終え、夕食をとった。仮眠室に入ったのは午前3時過ぎである。午前6時にアラームがなり、別の病院での勤務が続く。