「ニッポン知らなかった選手権 実況中！」から今回は、医師たちが腹腔鏡手術の腕前を競い合う大会に密着。腹腔鏡手術とは、腹部に1cm程度開けた穴から、鉗子と呼ばれる手術器具を入れ臓器などを治療する手術で、お腹の中に極小のカメラがついた映像を見ながら作業をするのが一般的だ。皮膚に大きな傷跡が残らず、患者への負担が少ない手術のため、幅広い症例で実施されている。今回は、産婦人科や泌尿器科、消化器外科、獣医師などの医師が集結。戦う上での共通ルールは折り紙。この手術のトレーニングでは折り鶴で、参加医師らは折り鶴千本ノックをこなした。
大会はリモートでの参加も認められているため、24歳の医学生から57歳のベテランと、メキシコとベトナムの医師も参加している。試合は4つの組に分けた予選から各組の1位が決勝で激突して優勝が決まる。大会が始まり、予選第1組は小佐々さん、予選第2組は金井さん、予選第3組は橋下さん、予選第4組は青山さんが処が勝利。決勝は橋下さんが勝利し優勝した。大会で使用していた折り鶴は一般的な大きさの4分の1の折り紙だった。