”臙脂の集い”まで残り2週間。この日の練習は、応援指導部のOBたちが駆けつけ、指導にも熱が入る。指摘していたのは1年生の表情。応援に気迫を込めることに課題が。猛特訓に一年生たちは、放心状態。続いて始まったのは、団長の水戸くんがメインとなる勝利の拍手。何度も拍手のズレを指摘。伴奏や歌がないためずれるとミスが目立つ難しい演目。中でも苦労していたのが1年生の木田翼くん。本番まであと10日。帰宅した木田くんは制服も脱がず、過去の動画を検索。そして自主練習。家の中なので声は小さめ。夕食後、疲れて値落ちしてしまうことも。そんな息子を見守る両親は「ラインの返信は押忍になりました」と明かしていた。本番まであと4日。ステージ上で最後の通し練習。1年生の顔つきが変わってきているように見えた。団長・水戸くんは、理想の応援の形をギリギリまで模索する。