車の解体映像を見ながら自動車リサイクルの職人、村中さんと山口さんが解説。まずバッテリーを外した。中古の鉛バッテリーは1キロ70~80円で販売している。続いてはタイヤ外し。中古タイヤは1つ約1000円、アルミ製ホイールは約1キロ300円。続いてはエアバッグを外した。自動車リサイクル法によりエアバッグ類の引き取り・再資源化が義務化された。衣類やバッグなどの材料になる。接合部を焼き切りエンジンを取り出す。エンジンは1機約2万円。ここで車解体用重機ニブラーが車を解体し、細かい部品を回収。鉄は1キロ約40円。直径1~2センチの細くちぎれやすい配線を取る。銅線は1キロ約700円。部品を取り終えたボディは大型プレス機に入れる。1日40~50台の車を解体し、普通車1台で約5万円になる。