「自然災害伝承碑」は地域の災害の記録を伝える石碑で、国土地理院によると高知県内には先月末時点で地震と津波に関する石碑が44基登録されている。これについてNHKが専門家とともに分析したところ、1854年に置きた安政南海地震に関する石碑18基のうち3分の2にあたる12基が「地震後はすぐに山に逃げなさい」などと教訓が記されていることが分かった。一方、この地震より前に建てられた石碑には教訓は記されておらず、犠牲者を弔う内容などに限られていた。専門家は安政南海地震をきっかけに巨大地震が一定周期で起きることが広く認知されるようになり、石碑に教訓が刻まれるようになったのではないかと分析している。
