今月19日、安倍派の議員総会があった。そのなかで出席者からは解散を求める声が続出していた。ただ、安倍派幹部の考えは岸田の乱以前は「執行部を大幅に若返らせて刷新感を出せば良い」などとあった。しかし、岸田の乱以降は「派の存続は難しい」としている。解散表明後、安倍派議員から「不信感を抱いている」「派閥の存続を訴えた議員は皆無だった」という声があった。SNSでは、安倍派幹部・高木毅事務総長の「安倍さんにこうした事態になったこと大変申し訳無いという風に思っております」、西村康稔前経済産業大臣の「安倍総理に大変申し訳なく思っている」などの発言について「国民に謝れ」「なんでこの人安倍さんに謝っているの?」など批判の声が上がった。二階派の議員総会では、二階さんが解散を表明した。伊藤さんは「刷新本部で実効性のある派閥対策がまとめられるかがポイント」としている。田崎さんは「自民党にとって破壊と創造の1日になった」としている。世論調査では「自民党の派閥が解散すれば政治の信頼回復につながると思うか」というものに対して「つながらない」が72%だったと紹介された。「政治資金規正法を改正し規制を強化すべきだと思うか」に対して「思う」が86%だった。