岸田首相が臨時会見を開き、9月の総裁選に出馬しない意向を表明。岸田首相は「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります。私は来たる総裁選には出馬しません」などと話した。午前11時半からの会見で岸田首相は「残されたのは自民党トップとしての責任だ。組織の長として責任を取ることに、いささかの躊躇もない」と述べた。不出馬について事件の発生当初から思い定め、心に期していたとしつつ、今日表明したのは当面の外交日程に一区切りがついたからとした。総裁選について「我こそはと積極的に手を挙げて真剣勝負の議論を戦わせてほしい」と要望を述べた。