今週火曜日、総理官邸でオリンピックメダリストたちからの表敬訪問を受けた岸田総理。笑顔で交流していたが一夜明け、険しい表情に。今週水曜日、緊急会見を開き総裁選不出馬を表明した。TBS政治部・室井祐作デスクによると「20日には総裁選の日程が決まる。先陣を切って表明することで主導権を握りたかったというのが一番の理由」だという。中国や韓国、欧米でも速報で伝えられていて、英国・BBCは「経済危機と政治スキャンダルが重なり与党への不信感が高まった」と厳しく分析する一方、米国・バイデン大統領はXで声明を出し岸田総理との2ショット写真とともに「世界での日本の役割を変革した」など称賛。そんな中、総裁選に入ることで各メディアが連日報じているのが立候補が取りざたされる自民党議員たちの動き。10名ほどの議員が出馬に意欲を示しているが、こうした状況に苦言を呈しているのが元内閣官房参与・岸博幸さん。