小泉進次郎元環境大臣が周辺に対して総裁選挙に立候補する意向を伝えたことがわかった。関係者によると、小泉氏は昨日までに立候補に向け、自らに近い議員らと相次いで会談し、立候補する意向を伝え、支援を要請したという。きのう会談した議員の1人は「小泉氏は『出馬を真剣に考えている』と述べた。」と話している。菅前総理大臣に近い議員らが小泉氏の支持に回る見通しだ。こうした中、菅前総理は昨夜、茂木幹事長と都内の中華料理店でおよそ1時間半、会談した。自民党の茂木幹事長は「日本の将来について、とてもいい話ができました。」と述べた。会談では、総裁選の情勢について意見交換が行われたとみられる。一方、石破元幹事長は今週土曜日24日に地元・鳥取で正式に立候補を表明する方向で最終調整に入った。