石破内閣が今日から本格始動し、総裁選で競った後起用された大臣や初入閣した大臣らが初めて担当の官庁に登庁した。石破総理は本格始動する意気込みについて「国民の共感と納得なくして何一つできない」と語った。総裁選で競った加藤勝信財務大臣は、財務省の官僚出身で古巣の財務省で職員らに盛大な拍手で迎えられた後引き継ぎ式を行った。また、総裁選で石破陣営の幹部を務めた岩屋毅外務大臣は上川前大臣と引き継ぎ式を行った。同じく総裁選で石破氏を支持した赤沢亮正経済再生担当大臣は初入閣を果たし、石破氏が公約に掲げる政府の防災対応を強化する防災省を新たに設ける準備も担当する。石破内閣では女性2人が閣僚に起用され、初入閣となった三原じゅん子こども政策少子化担当大臣も拍手で迎える職員らに笑顔で応えた。またおよそ20年ぶりに大臣に返り咲いた村上誠一郎総務大臣は拍手で迎えた職員らに第一声で「頑張ろう」と呼び掛けた。多くの大臣が今日は新旧大臣の引き継ぎを行う他大臣に認証されて初めての会見に臨む。